【コラム】なんでマッピング(4月)

4月前半の授業では「なんでマッピング」を行いました。


「なんで?」と様々なものに対して疑問を持てることは”意外にも”大切なことだと思っています。
「なんで?」「どうして?」としつこいくらいに聞いてくる年齢がありますね。
しかし、その年代を過ぎてこれを読んでいる大人の皆様は一日に一体何回、物事にたいして「なんで?」と思うでしょうか?


今回行ったなんでマッピングの1回目は「カレー」でした。
・カレーはなんで種類がたくさんあるのか。
・カレーはなんでカレーという名前なのか。
・カレーはなんで辛いのか。
・カレーはいつできたのか。
・カレーを一番食べている国の人は誰なのか。

いろいろな「なんで?」が出ました。


子供たちに説明をしたのは、「カレーはなんで茶色なのか?」のお話です。
【ゆうだい先生】「茶色でうんちみたいな色をしているのに、みんなはカレーが出てきたら美味しそう!って言うよね?なんで?」
【子どもたち】「えっっ」 ※子供たちは少し驚いた表情をします。
【ゆうだい先生】「だって、カレーを知らなかったら、うんちみたいな色している食べ物を美味しそう!って思うかな?」
【子どもたち】「たしかに。」
【ゆうだい先生】「もしもカレーがピンク色だったらどう?それが今出てきたらみんなまずそう!って思うよね?」
【子どもたち】「うん。まずそう。着色料たくさんだよ。」
【ゆうだい先生】「そうだよね。でもさ、もしみんなが知っているカレーが最初からピンク色だったらどうかな?今みんなの前に出てきてもピンク色のカレーが美味しいって思うよね?」
【子どもたち】「たしかにそうかも・・・しれない。」
【ゆうだい先生】「そう。みんな不思議だよね。当たり前に思っていることって実は変なことがあったり、本当かな?って思うことがたくさんあるよね。身の回りのいろいろな当たり前なことになんで?って是非考えて欲しいんだ。」

最近の授業ではこんなお話をしました。


些細なことにも興味(Curiosity)を持ったこども(Leaf)でいて欲しい。
これがくりーふ(Culeaf)の由来です。

たくさんの「なんで?」を是非ご家庭でもお話ししてください♪

Culeaf 鎌田雄大