過去コラム

2020.8「学習環境を整えよう」by中桐

私は子どもたちが一生懸命に頭を使って考えている姿が大好きです。表情を見ているだけでも頭の中の思考の様子が浮かんできて、「もっと考えろ!思考しろ!」と心の中で応援しています。

そんな子どもたちを見ていると、ふと気になることがあります。

①鉛筆が短すぎる、②鉛筆の芯が硬すぎる、③消しゴムが小さい、④消しゴムにカバーがない、など筆記用具に関してです。

子どもたちの勉強道具はしっかりと準備しておくことが大切です。鉛筆に関しては、短いと鉛筆の持ち方が崩れますし、鉛筆で書ける範囲が狭まり、手の動きが大きくなります。当然その分だけ疲れが増します。短すぎる鉛筆は交換、または補助軸をつけてあげてください。芯の硬さは、小学生の間は「B」または「2B」程度の芯を選ぶのがいいです。硬すぎると消しても消えません。シャーペンを使用する場合は、細すぎる、太すぎるものを選ばないように注意してあげてください。消しゴムに関しては、よく消えるものを用意してあげてください。カバーはしっかりとつけて、消しゴムが小さくなってきたら、カバーも切っていきましょう。

使い勝手がいい文房具はストレスを軽減させられます。子どもたちにとって毎日使うものですので、たまに筆箱の中を見て、チェックしてあげてください。

キッズスクール マネージャー 中桐 義博

2020.8「ピンポンダッシュ」byまつい

「ピーンポーン」

宅急便でも来たのかと思い、外に出ると誰もいない。

家の中に入り、しばらくすると

「ピーンポーン」

再びベルがなる。

外に出ると、サッと隠れるような人影。

もしやと思って再び家に入り、窓越しに見ていると

「ピーンポーン」

やはり1年生の三男の友達のいたずらだ。

敢えて、無視をしていると網戸を傘でつっつくいたずらまでしてくる。

これは良くないと思い、外にでると、その子は飛ぶように逃げていきました。

 

夕食時にこの事実を家族で共有。妻が、

「明日、私がその子の為にも、その子をつかまえて叱るわ!」

と、意気込みを見せると、その迫力にびびった三男はひきつるような苦笑い。

 

翌日、下校中のその子をつかまえようと家の前に妻がいると、三男の息子が、その子が叱られないように気遣って逃げるように促しましたが、うちの妻に睨まれたら逃げられるわけがありません。

「ごめんなさい。もうしません。」

 

観念したその子は、息子達の輪に逃げるように合流していきました。

しかし、その1分後、

「つかさくんのお母さーん!」

その子が戻ってきました。

「どうしたの?」

「つかさくんが、悪い人もいないのに防犯ベルを鳴らしていたよ!」

 

自分だけが怒られたのが嫌だったのか、このおばさんに言えば悪い子を叱ってもらえると思ったのか、よくわかりませんが、その可愛らしい1年生の姿に妻は失笑したそうです。

 

小さい頃は、たくさんの失敗やいたずらをして、他人に怒られるのもいい経験。

そこからいろんなことを学ぶのでしょう。

大人はそんな行動も可愛いと思えればいいですね。

 

Culeaf まつい

2020.7「学習習慣を身につけよう」 中桐義博

子どもの生活の中に学習する時間を定めることは非常に大切です。でも、実際にはなかなかうまくいかないものです。なぜうまくいかないのでしょうか?それは、保護者様が「求めすぎている」ことが原因かもしれません。小学生の集中力が続く限界は20〜40分程度です。それを超えると「苦痛」になります。「苦痛」になると、「こなし」「だらだら」などの非効率な学習になり、継続性にも繋がりません。そこで、お子様の集中力を考慮して、1日の最大勉強時間を15〜40分に設定してあげてください。もし20分で学校の宿題やくりーふの宿題が終わらない場合は、5〜10分の休憩を必ず挟んで、もうワンセットを設定してあげてください。しかし、それが限界です。それで終わらなくても「今日はもう終わり!明日続きをしよう!約束守ったから遊んでいいよ」としてあげてください。大切なことは「突発的なやる気」ではなく、「継続的な習慣づくり」です。お子様に「これなら続けられる」と思わせることが大切なのです。

Culeaf 中桐

2020.7「何に向き合うか」 まつい穣

「裏切り?」

きっと彼の中にはその言葉があったと思う。

 

次男は兄と姉と同じミニバスケットボールチームに小学生1年生の時から所属していましたが、家庭の事情もあり4年生を最後に退団していました。所属していたチームも和気あいあいとして、楽しくやるバスケとしてはとてもよいチームでしたが、親としてはもっと上達できるチームに所属してほしいと欲もでてくるもので、杉並区にある強豪チームの体験に次男を誘ってみました。

「え・・・。体験だけならいいけど、俺は絶対に入らないよ。元のチームに戻るよ!」

次男は人一倍、友達関係を大切にするタイプなので、私も

「きっと入らないだろう。」

と思いながらも、7月初旬、半ば強引に次男を体験に連れていきました。

練習内容や雰囲気など想像通りで、何より皆が上手くなりたいと真剣に取り組んでいて、ふざける子が1人もいないチームでした。

「斗哉、どうだ?入ってみないか?」

「・・・・」

断らない様子から悩んでいるのがわかる。親の思いで入会させても成長はないと思い、私も次男も沈黙した1、2週間。その間、次男の表情からも元チームメイトに“戻る”と伝えていたのに裏切るようなことになるのではと、葛藤しているのがわかった。

私も次男に辛い思いをさせてしまっていると心が痛くなりましたが、次男が何に向きうかを見守っていました。

 

「やっぱり、俺は上手くなりたい!」

「入会することにする!」

3度目の体験のあと、自分でコーチに入会を伝えて体育館から出てきました。

兄も姉も卒団したチームを離れ、「自分はどうなりたいのか?」と向き合えた経験は、いつも兄と姉の後を追いかけていた3番目の子としては大きな成長につながると思う。

 

「前のチームメンバーになんて言おう?」

「お父さんが入れって言ったからと、お父さんのせいにすれば?」

「え?それでいいの・・・・?」

「いや、やっぱり俺は上手くなりたいからチームを変えたと正直に伝えるわ!」

兄姉に「幼い」といつも馬鹿にされる事が多かった次男が一皮向けた瞬間でした。

これからも“自分がどうなりたいか?”に向き合って成長してほしい。

Culeaf まつい

2020.6「意気揚々」byまつい穣

「ひろく世間に知られる。有名になる! この意味の慣用句は?」

「顔が売れる!!」

「負けた〜!」

キッズスクールCuleafでは慣用句や四字熟語の意味を覚える宿題があり、それをネタに息子たちとクイズ大会をして盛り上がっていました。小学一年生の三男が中学三年生の長男より早く答えることができたりと、慣用句は学校でもあまり習わないですが、「発表できる子」になるためには語彙力は欠かせない一つです。

今年よりCuleafのテキストがバージョンアップされましたが、これらを作成しているのが、受験塾で20年以上の指導実績があり、この4月から中村橋、光が丘校を担当する中桐先生。

語彙力に欠ける中三の長男は今年受験生。そこで先日、妻が光が丘校への次男の送迎の時に高校受験について中桐先生に相談したそうです。

「学級委員になれば内申点が1点増えるんだってー」

早速、中桐先生から得た情報の一つを長男と共有しています。

「でもなー。学級委員にぴったりなやつがいるから、俺は無理だなー。」

そんなことを言っていた長男が、数日後、

「なぜか、俺が学級委員になっちゃった。」

と帰ってきました。

そんな頼りない学級委員の最初の仕事が、クラスのスローガンを取りまとめることだったそうですが、そこで恥ずかしい事件が起きてしまいます。

クラスのみんなが提案してくれた、スローガンを順番に長男が読み上げていたそうです。その時、ある順番で出てきたスローガンが

「意気揚々」

“元気に、はつらつとして物事を行うこと”が意味で、スローガンとしては良い提案。

長男が読み上げます。

「え〜 つぎの提案は・・・」

「いき、、アゲアゲ?!」

その後クラスに大爆笑、いや、失笑が起きた事は想像できますが、それが職員室にも広がり、先生達の中でも大爆笑が起きたそうです。親としても恥ずかしい事態であり、それこそ内申点に響きそうですが、なんとその「意気アゲアゲ!」がクラスのスローガンに決定したのです。

 

人前で発表する人になるには、やはり語彙力が必要だと痛感。

中学最後のクラスで、恥をかかげながら勉学に励んでもらいたいと思います。

 

Culeaf まつい

2020.5「はじめまして!中桐です。」by中桐義博

はじめまして。この4月よりくりーふの一員として参加することになりました、中桐(なかぎり)と申します。

ゴールデンウィークミッションは私からの課題でした。皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?今後もいろいろ楽しみながら賢くなるイベントを実施してまいります。ご期待ください!

 

この20年で世界は大きく変化しました。世の中の変化はインフラ・生活環境などだけでなく、あらゆる分野で起きています。教育業界においても、この数年間、大学受験の改革に伴い、小・中・高校における教育改革が進められてきました。そして今、コロナ禍によりこれまでにないほどの大きな社会変化が起ころうとしています。これからどのような変化が起こるかは誰にも予想できません。しかし、どのように変化したとしても、今の小・中・高校生はそれに対応していかねばならないという現実があるのです。

 

コロナ禍による変化の動向は今後も注視していかなければなりませんが、この数年間で起きている社会・教育現場の変化とはITの進化が要因です。具体的にいうと、IOTとAIの活用が本格化してきたことです。

これらの台頭により社会・教育が変化し、それに伴い、今後求められる人材・能力も変わってきています。そして、今後はさら今までの教育で教えられてきた知識力・記憶力・処理能力の上に、発想力・発信力・魅力、さらに思考力(判断力)が求められるようになるのです。この来るべき次世代で求められる能力を持つ人材を育てることが、我々に求められる指導力であると私は考えており、実践してまいります。

 

私はこれまで塾業界で20年以上、のべ3000人以上の学生を指導してまいりました。直近の10年間は中学受験塾で教室長を担当し、東京・神奈川の御三家・早慶など多数の合格者を輩出してきました。私がくりーふの講師に加えていただいたのには理由があります。

くりーふの教育理念は「手を挙げて発表できる子を育てよう」です。「手を挙げて発表できる」ようになるためにはどうすればよいのでしょうか。

まわりに人がいる中で発言するためには自分の考え・答えに「自信」が必要です。では、「自信」をつけるためにはどうするべきなのでしょうか。それは「相手の質問をよく聞き、求められていることを正確に理解し、しっかりと考え、答えを出す」ことです。これらを意識して普段から訓練することで、自信を持って、「発表できる子」が育つのです。

この「発表できる子」とは、これからの社会が求めている、知識力・記憶力・処理能力という基礎学力の上に、発想力・発信力・思考力という能力が備わっている証拠なのです。そして、くりーふが追求する「手を挙げて発表できる子」こそが、これからの社会が求める人材であり、そのメソッドがくりーふの指導にはあります。

このように世界・社会を担う子どもたちの可能性を最大限広げられる指導がくりーふにあると感じ、また、我々の指導はこれからもっと発展できると思い参加させていただきました。

 

最後に、私はこれまで、小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験と全ての受験で指導を経験してまいりました。学習指導だけでなく、今後は最新の受験・学校情報、教育現場の実情など様々な情報を皆様にお伝えしてまいります。また、今までの経験から子どもたちを短期的な視点だけでなく、数年先まで見越した長期的な視点で指導・アドバイスすることができると思います。お子様の生活・学習・進学・将来のことでお悩みのことがあれば何でもご相談ください。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

中桐 義博

 

 

2020.5「子どもの言葉がプレゼント」

「俺、花買ってくるわ!」

普段、誰よりもお小遣いを使い込んでしまう5年の次男が、母の日を前に言い出した。

「お母さんは、花よりお手伝いとかしてくれたほうが喜ぶでしょ!?」

日常、家事に追われる母の為にと、長男がそう提案したが、母から

「私は花を貰えるのは嬉しいよ」

との言葉を聞いて、次男は

「やっぱり俺、買ってくる!」

と自分の部屋に駆け上がり、すかすかの貯金箱から200円を片手に握りしめて家を飛び出した。しばらく経って、次男が息を切らしながら玄関から入り階段をまた駆け上がりながら、

「はあ、はあ・・。 足りなかった!308円もするとは。」

と残りわずかとなった貯金から不足分を持ち出して、また家を飛び出していった。

再び帰ってきた次男の片手には一輪のカーネーション。

「ラッピングにもお金がかかって、またお金足りなかったんだけど、お店の人がおまけしてくれた!」

と嬉しそうに母に渡していました。

 

母の日の夜、今度は3歳の次女がお母さんのところに来て、

「かたくりこしてあげる! かたくりこ!」

と言いながら母の肩を叩いてくれたそうです。

お母さんにとってはカーネーションというより、「俺買ってくるわ!」という言葉、肩たたきをしてくれたことよりも「かたくりこ」と言い間違えたユーモアが、印象に残るプレゼントだったようです。

「今日は母の日だから、花をテーブルに持ってくる?!」

と、夕食の時、その花を母のお皿の近くに持ってくる行為も、愛おしいプレゼントだったようです。

 

緊急事態宣言が延長され、多くの方が窮屈で不安な日々を過ごしているかと思います。テレビをつけてもコメンテーターが様々な意見を述べ、その言葉に一喜一憂し、何を信じていいのか不安になることさえあるでしょう。しかし、そんな生活の中でも、子どもの言葉には癒され、励まされます。

ステイホーム生活もあと3週間でしょうか。この機会に、いつも以上に子どもとの時間を大切にしたいと思います。

 

紫のカーネーションを見て、一年生の三男が、

「むらさきって、英語でなんて言うんだっけー・・・」

「あ、思い出した!・・・ パワフルだ!」

と笑いの神様が降りてきてくれました。

 

Culeaf まつい

2020.4「生み出す力」

我が家にまた家族が増えました。

コロナの影響で生活スタイルや価値観までも一変され、長男はあれだけ毎日練習していたバスケもお休み。小学生達はテレビを見るなど、ゴロゴロする日々が増えています。私も過去最高の体重を記録するなど、ネガティブなことが多い1ヶ月。

そんな中、明るいニュースとして家族が増えたのです。

「かわいい〜!」

今まで妹弟、アイドル、女優を見ても決して言うことがなかったワードとテンションで長男がニタニタしながら叫んでいます。父親としてはそんな息子に少し引きながらも彼の部屋に入ると、そこにはランドセルより少し大きいサイズの水槽が学習机に置かれてあり、中には魚。そう、グッピーが私の知らない間に飼われていたのです。

それから数日後、

「ジュリーは下にいる?!」

また、不可思議なやりとりが子どもたちで行われています。まさか沢田研二がいるわけもないと、一階に降りると、そこには更に大きいサイズの水槽が設置されており、グッピーの他にコリドラスジュリーという魚がいました。聞くと、食べ残しの餌を食べるお掃除役だそうで、私の知っているジュリーとは真逆の世界にいる魚でした。

「生まれたよ〜!」

妹弟までもが水槽にかじりつき、新しく生まれる稚魚の誕生を喜んでいます。

幼い頃から釣りが好きで、魚が好きなのは知っていたのですが、自分のLINEのアイコンをバスケからグッピーに変えるほどとは思っていませんでした。彼の中からグッピーを生み出したのは、このコロナ自粛の影響だと思います。毎日部活に追われていては出来なかった行動かもしれません。

この長い休みの中、きっと子どもたちは自ら楽しみを生み出していることだと思います。これだけ長い時間工作ができる日もなかなかないでしょうし、ジグソーパズルや難しい折り紙にだって挑戦できます。子ども達は何もなくても楽しみを生み出す力が本来あるのです。完成された楽しみが詰まっているテレビやゲームばかりしていてはその力は付きません。この機会に、楽しみを生み出す力を引き出してあげたいですね。

 

「将来、魚のペットショップ屋もいいんじゃない?!」

冗談でそう言ったら、意外とまずまずな反応。

バスケの選手になりたい夢はどこへやら。

Culeaf まつい

2020.2「おまけ」

「もしもし、そうたです。」

「久しぶりだなー。どうした?」

くりーふに6年生まで通い、今は中学3年なったそうたから電話があった。私の携帯にはすでに登録していたので、そうたからの電話だとすぐにわかった。

「あ、あのー。一応、一校受かりました。」

「おお〜!そうか、よかったな〜。わざわざ報告ありがとうな。嬉しいよ!」

「あ・・・はい・・・。」

私の高いテンションに合わせることなく、思春期特有の低いトーンで、ぼそぼそと話すそうた。でも、私にはそんな大人になったそうたがわざわざ報告してくれたことが余計に嬉しかった。どこに受かったかは聞かなかったし、そんなこと関係なかった。

 

話は変わりますが、私は最近、日曜劇場の「テセウスの船」とうドラマを観ています。その第一話に印象に残ったセリフがあった。賑やかに3人の子育てをする警察官のお父さんが温泉に入りながら言った一言。

「家族と笑っていられたら、それ以外は“おまけ”」

親としてなんて原点回帰できる言葉なのだろうと、“おまけ”が心に深く染み込んだ。

 

親としては、学業の成績や、スポーツや習い事の戦績や結果が気になり、ハラハラ、イライライもすることもあるし、ひょっとしたら子ども自身より親が一生懸命になっていることもある。ただ、そんな事は人生の“おまけ”でしかないと思わないといけないのです。子どもが笑って過ごせていたら100点。親としても100点です。むしろ、子どもたち家族が笑っていないのに、成績や戦績、結果ばかり気にしていても奇妙な話です。

今回の件も、そうたがどこの高校に受かったかなんて“おまけ”でしかないのです。勉強嫌いだったそうたが、勉強に関わることを報告したこと自体が主なのです。

今月から受験結果がたくさん出てくる時期。親としても子ども自身も、一生懸命してきたことだから、ハラハラもすると思うし、喜びもあれば、悔しさあるでしょう。だから軽視することは決してできませんが、それは人生の枠で考えた場合、あくまでも“おまけ”の部分あることを忘れないようにしたいですね。

そんな結果より、家族で笑って過ごせていること、人に感謝する心、が主であります。

お菓子についてくれる“おまけ”は楽しみだったしょう。だから“おまけ”は“おまけ”として楽しめばいい。“おまけ”のために、主を捨てるようなことなど決してないように、親として肝に命じたいですね。

Culeaf まつい

2020.1「羽子板」

「サンタさん、ぼくの欲しいものをください。」

クリスマス1週間前に手紙を書く年長の三男つかさ。この手紙をみて、欲しいものを値段気にせず手紙に書く子がいる中、なんと欲のない子に育ったのだろうと、親としても感心しておりました。一方、

「お父さんにダメと言われても、もう一度チャレンジする!」

と今年も

「サンタさん、ぼくに任天堂スイッチをください」

と手紙に書く次男の顔は何とも言えない欲望に満ち溢れていました。

 

クリスマス4日前、弟達の心理をよくわかっている兄と姉が、

「つかさは本当はスイッチが欲しいでしょ〜?!」

と、突然尋問を始めました。

「え、え・・・・別に。」

と動揺を隠せない三男。

「手紙にスイッチと書くと、お父さんからサンタさんに反対されると思っているので、“欲しいもの”とだけ書いたのでしょ?!」

鋭い兄と姉のツッコミに、白状するしかなくなったつかさの顔は、次男と同じ欲望に満ち溢れた顔になっていました。

三男は毎年素直に

「任天堂スイッチが欲しい」

と書いてお父さんからサンタさんに

「それは持ってこないように」

と、お願いされていると思ったのでしょう。お父さんには分からないように、

「ぼくの欲しいもの」

とだけ手紙に書いてサンタさんに心を読み取ってもらおうとしたようです。狙いがバレてしまった三男は、

「青いラジコンをください」

と叶いやすそうなものに直前で手紙を変更。

 

クリスマスの日の朝。ドスドスと階段を降りていく音は、ドキドキした子動揺のようにも感じます。

大きい箱を見つけ

「俺、ラジコンだからこれだ!!」

と玄関から持ち運ぶ三男。

「名前が書いてあるよ」

と妻が伝えると、プレゼントを間違ったことに気づき、名前の書いてある包装紙に包まれたを持ってきました。今年はどんな反応を見せるかな、と心配しながらもその様子にカメラを向けます。

「あ、羽子板だ! ぼくの欲しかったもの!」

「羽が4つも付いている!!」

結局、何でも喜んでくれるんだなと、今年もひと安心なクリスマスでした。

次男に届いたのは、今年もWiiのソフト。チャレンジ失敗するも嬉しそうでした。

 

くりーふ まつい