2021.2「読書タイム」まつい穣

先月から始まった我が家の読書タイム。本来は自主的に本を読んでほしいのですが、自主的には読まない次男と三男には、平日読書した時間だけ週末にTVゲームをしていいというルールを作りました(ゲームの時間は上限2時間)。苦肉の策ではありましたが、本を読むようにはなりました。

 

「ピピピピッ、ピピピピッ」

リビングでタイマーが鳴り、今日決めた読書の時間が終わったようです。

パタッ!

「はい、終わったー!今日は60分!」

メモを取り出し、今日読んだ時間を記録しているようです。

 

翌日も、リビングで読書をしている姿がありました。

「ピピピピッ、ピピピピッ」

パタッ

「はい!終わり〜!」

よく見ると、タイマーが鳴った瞬間に本を閉じています。

「おいおい、本は話の切りのいいところで読み終えないものか?!」

「うん。大丈夫!明日、ここから読むから!」

 

次男にとっては、本の話の切りより、如何に効率よく時間を稼ぐかが大事な様です。

成功しているのか、失敗しているのか・・・。

 

週末、リビングでTVゲームをしている次男の姿がありました。

「ピピピピッ、ピピピピッ」

ゲームをする時間もタイマーでちゃんと測っているようです。

 

「鳴ったよ!」

私がそう声かけしましたが、

「ちょっとまって!切りがわるい!」

ゲームは切りよく終わりたいようです。

やれやれ。

 

追伸

「すぐに気づかずに申し訳なかったです。」

12月のコラムで書いたドローンが見つかりました。電話してきてくれたのは30代の女性でしょうか。その女性の庭に落ちていた次男のドローンを見つけて電話をしてきてくれました。

「僕のドローンがなくなりました。見つけたら電話ください」

そう次男が書いて配っていた手紙を2ヶ月間も保管してくれていたのです。

 

「何かあったらと思って手紙を保管しておいたのです。」

寒い2月にあたたかい気持ちになれました。