「このために1年がんばってきたんだよ。」
先日のダンスの発表会前日、長女がぼそっと言った一言。
発表会当日朝9時、リハーサルのためにキラキラとした衣装を身にまとった子どもたちが練馬文化センターに次々とやってきます。
「ドキドキがとまらない!」
「本番が怖い!」
発表会が初めての子どもたちからは緊張感が伝わってきます。大舞台でスポットライトを浴びる経験は人生を通してもなかなか出来るものではありません。貴重であり、緊張して当然です。長女がダンスを始めた頃を思い出します。
それがいつしか余計な緊張はなくなり、この日を楽しみに待ちわびるようになるのです。私がずっとダンススクールをみてきて気づいたことは、“かっこよくなりたい”という目標が、子どもたちにはとても大切だということです。
「かっこいい」と聞くと、
おもて向きを装うチャラいイメージを持ってしまうかもしれませんが、“かっこよくなりたい”と思うことは、そもそも人間の本能なのです。そしてそれが目標になり、努力に繋がるのです。
「先生みたいになりたい!」
「警察官になりたい!」
「サッカー選手になりたい!」
「弁護士になりたい!」
「お父さんみたいになりたい!」
みんな、かっこいい大人に憧れるものです。
ダンスも勉強もスポーツも“かっこいい”を目標に頑張れる様に、大人もかっこいい姿を見せていかなければいけません。それは外見だけでなく内面から出てくるものです。それが一番の教育かもしれません。
年に1度の発表会。とても、かっこよかったです!
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