「あなた、今度の日曜日のみれいの試合に車出しをしてくれない?」
「みれい、『お父さんが試合に引率してくれない』って、この前、寂しそうに言っていたよ。」
胸がギュッと痛む衝撃だった。
半年ほど前、娘に
「お父さんが来たら、色々言われそうでいやだ。」
と言われたので、あまり練習にも試合にも顔を出していなかった。思い返せば、
「中学に入ったらバスケ部に入るの?ダンスだけ続けるの?」
との質問にいつも
「わからない。」
と答えていた娘が、11月初旬に突然
「バスケ部に入るよ!」
と、突然言い出し頃がターニングポイントだったのかと、自分の鈍感さを反省した。
試合当日、キャプテンのお母さんから
「みれいちゃんが昨日『明日はお父さんが車を出してくれるんだ!』と何度か嬉しそうに話をしていましたよ。」
と伺った。6年にもなる娘がそんなことを言ってくれていたとはと、嬉しくもあり、もっと早く気づいてあげればよかったと、胸が熱く痛くなった。
「上手くなったね!」
試合後は、長男の時に言いすぎた注意もせず、試合後にこの言葉をかけたくらい。
家に帰ってからも
「ハイライトをつくって!」
と家族にも観てもらいたい娘。
子どもによってどこまで叱咤激励を受けたいかはそれぞれでしょうが、努力して結果が出てきたときは
観てもらいたいのは皆同じですね。
これからも、娘には(嫌われない為にも)口出しするのではなく、観てあげる応援を続けてあげます。
くりーふ まつい
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