2020.6「意気揚々」byまつい穣

「ひろく世間に知られる。有名になる! この意味の慣用句は?」

「顔が売れる!!」

「負けた〜!」

キッズスクールCuleafでは慣用句や四字熟語の意味を覚える宿題があり、それをネタに息子たちとクイズ大会をして盛り上がっていました。小学一年生の三男が中学三年生の長男より早く答えることができたりと、慣用句は学校でもあまり習わないですが、「発表できる子」になるためには語彙力は欠かせない一つです。

今年よりCuleafのテキストがバージョンアップされましたが、これらを作成しているのが、受験塾で20年以上の指導実績があり、この4月から中村橋、光が丘校を担当する中桐先生。

語彙力に欠ける中三の長男は今年受験生。そこで先日、妻が光が丘校への次男の送迎の時に高校受験について中桐先生に相談したそうです。

「学級委員になれば内申点が1点増えるんだってー」

早速、中桐先生から得た情報の一つを長男と共有しています。

「でもなー。学級委員にぴったりなやつがいるから、俺は無理だなー。」

そんなことを言っていた長男が、数日後、

「なぜか、俺が学級委員になっちゃった。」

と帰ってきました。

そんな頼りない学級委員の最初の仕事が、クラスのスローガンを取りまとめることだったそうですが、そこで恥ずかしい事件が起きてしまいます。

クラスのみんなが提案してくれた、スローガンを順番に長男が読み上げていたそうです。その時、ある順番で出てきたスローガンが

「意気揚々」

“元気に、はつらつとして物事を行うこと”が意味で、スローガンとしては良い提案。

長男が読み上げます。

「え〜 つぎの提案は・・・」

「いき、、アゲアゲ?!」

その後クラスに大爆笑、いや、失笑が起きた事は想像できますが、それが職員室にも広がり、先生達の中でも大爆笑が起きたそうです。親としても恥ずかしい事態であり、それこそ内申点に響きそうですが、なんとその「意気アゲアゲ!」がクラスのスローガンに決定したのです。

 

人前で発表する人になるには、やはり語彙力が必要だと痛感。

中学最後のクラスで、恥をかかげながら勉学に励んでもらいたいと思います。

 

Culeaf まつい