2020.7「学習習慣を身につけよう」 中桐義博

子どもの生活の中に学習する時間を定めることは非常に大切です。でも、実際にはなかなかうまくいかないものです。なぜうまくいかないのでしょうか?それは、保護者様が「求めすぎている」ことが原因かもしれません。小学生の集中力が続く限界は20〜40分程度です。それを超えると「苦痛」になります。「苦痛」になると、「こなし」「だらだら」などの非効率な学習になり、継続性にも繋がりません。そこで、お子様の集中力を考慮して、1日の最大勉強時間を15〜40分に設定してあげてください。もし20分で学校の宿題やくりーふの宿題が終わらない場合は、5〜10分の休憩を必ず挟んで、もうワンセットを設定してあげてください。しかし、それが限界です。それで終わらなくても「今日はもう終わり!明日続きをしよう!約束守ったから遊んでいいよ」としてあげてください。大切なことは「突発的なやる気」ではなく、「継続的な習慣づくり」です。お子様に「これなら続けられる」と思わせることが大切なのです。

Culeaf 中桐